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土曜日に休日出勤をさせた場合の賃金は?HEADLINE

週1日の休日が確保されていれば、休日出勤の割増を払う必要はありません。ただし、週の労働時間が40時間(原則)を超える場合は、時間外割増を払う必要があります。

 例えば、土曜日及び日曜日を会社の休日としている場合、土曜日に出勤をさせても、日曜日が休日として確保されている限り、土曜日の出勤は休日出勤とする必要はありません。

 ここで、休日、休日出勤した場合の割増賃金について確認をしておきます。

@ 休日について
 労働基準法では、毎週少なくとも1日の休日を与えることが義務付けられていますが、何も特定の曜日を休日にする必要はありません。

 また、就業規則に起算日を定めておけば、4週間で4日の休日を与えれば良いことになっています。例えば、4月1日以降の最初の日曜日を起算日として、4週間を通じ4日の休日を与える、というように就業規則に定めます。

 ただし、注意しなければならないのは、1週の労働時間が40時間を超える場合、40時間を超える部分は時間外労働ということになります。

 よって、1日の労働時間が8時間の場合は、1週に2日を休日とする週休2日制が一般的となっています。


A 割増賃金について
 休日出勤をさせた場合の割増賃金は、通常の賃金の3割5分以上、時間外労働をさせた場合は、通常の賃金の2割5分以上(※)の割増率で計算しなければなりません。
※1か月60時間を超えるの時間外労働については5割以上。ただし、一定規模以下の中小企業は除く。

 また、深夜労働(午後10時〜午前5時)をさせた場合は、2割5分以上の割増率です。

 注意すべきなのは、休日労働が1日8時間を超えた場合ですが、この場合は8時間を超える部分についても時間外分は上乗せせずに、休日労働分の3割5分以上の割増率でも良いことになっています。
 ただし、深夜労働については、休日労働、時間外労働の割増率に上乗せしなければなりません。
 (例) 休日労働が深夜に及んだ場合 → 6割以上
     時間外労働が深夜に及んだ場合 → 5割以上

 したがって、上の質問の例では、1日の所定労働時間が8時間だとすれば、土曜日の出勤は、休日労働ではなく時間外労働ということになるので、割増賃金は3割5分ではなく、2割5分の計算でよいことになります。